よしえちゃんの話し。このあいだ久しぶりに会ったら、「お先にどうぞ」って言うんですよ。
“わたしの方が長生きする”って言いたいらしいんですけれども、これじつは79才(知り合いには70前だということになっているらしくて、本当の年は内緒ですけれど)になる私の母親なんです。
52才になる息子つかまえて、おまえより先には死なない、って言うんですから、生存力の強さというか、これ“バケモノ”に近いんじゃないですかぁ〜。しかし私は最近になって心底うちのおふくろを尊敬していますよ。さすがここまで生きたのもダテじゃぁない。団塊の世代の私とは鍛え方が違うんだ、って。
Y2K。ほら、ついこのあいだの“2000年問題”。去年の暮れに電話して「何か準備したぁ−」って聞いたら、何もしていない、って言うから、やれやれ、また何も考えてないんだから、ってこっちで勝手に思ったらとんでもない。ウーン教えられましたよ。
よしえちゃんは泰然(たいぜん)としてこたえた。「災難はみんなが注意している時はおこらないィー、忘れた頃にやってくるゥ〜」、だから世界中が注目している2000年問題には、何の心配もいらない、とね。 はぁ〜ん、その通りでござんした〜。(私なんか、ペットボトルにミネラルウォーターをつくる「サンゴの力」入れた水20本も用意した。2000年になってから、しばらくそれ飲んでいましたがね、まったくぅー)
人生の本当の成功者って、よしえちゃんのような人ではないかと、最近思えるようになった。けっしてソニー創設者の盛田さんのような人ではないってねぇ。だって、どんなに偉大な仕事をなしとげても、寿命(人生)を全うする偉業には欠けていたもの。テニス中に脳梗塞で倒れて入院、77才で亡くなられた。
よく、“人生は太く短く”なんていう人いるでしょう。私にいわせれば、なにカッコいいこと言ってんだ、そういうヤツにかぎって、太くも生きられなければ、長くも生きられないってねぇ。
「長く生きると、いいことあるわよー」、よしえちゃんが言うと重みがありますよ。なにせ戦争の中も生き抜いて今に至っているんだから。
よしえちゃんは、いまだに洋裁のプロ。オートクチュール(なんとお知り合いからの注文服やお直し等、けっこう多いらしい)だってやってるんだからぁー。 それに忙しいのなんのって。毎日のスケジュールがいっぱい、携帯電話持ってあるいてる。なぜって、仕事の合間に日本舞踊、ダンス、カラオケに映画・演劇鑑賞、エトセトラ・・・・・と、家にいない方が多いからねぇー。
私ねぇ、このような母親にすごく感謝しているんですよ。ふつう、このトシだったら寝た切りになって、私達が介護をするようになっても不思議じゃあないでしょ。正直、独立独歩のよしえちゃんに手を合わせる時がありますよ。それに元気でいてくれることがなにより最高>
なんにも親孝行していない私だけれども、よしえちゃんに感謝される時もある。
「わたしが、こんなに元気でいられるのも○○DXのお陰だと思うよ。カラオケでますます声が出るようになった」。ウン、私としても「言うこと無し」・・・お母さんありがとう〜。
しょっぱなから脱線しちゃいましたね。私の健康観?(タイトルがつまらないなぁ)
私ねぇ、大の医者嫌いなんです。じつはここだけの話し、「医者にかかったら殺される!」ぐらいに思ってますからね。ここ10年以上は医者にいってませんよ。それに薬も飲んだことない(かぜ薬もない、恐いよねぇー保険金殺人の毒薬にされちゃうんだから)。
でも正確には、歯医者さんには4ヶ月に1回いってます。歯の掃除と点検のため、だって年とってから何が大変かと想像すると、歯がダメになるってことじゃないですか? 食事がうまくないだろうし、私、食い道楽なんです。その楽しみがなくなると健康にもよろしくない。
それに年1回の健康診断は受けています。もちろん血液検査もしますし、それに、がんのマーカー検査もオプションで加える。お医者さんの検査機器はすごいですからね。これは利用しなくっちゃ。自分の身体の状態はしっかりと知っておく必要がある。
話しは脱線しますけれど、「オレは体に自信あるから、そんなもの受けないよ。だいいち忙しくていってられるかい」っていうヒト。オッサン、オッサン、あんた自分の体は、自分だけのもんだと思ってるかもしれないけど、病気されて困るのは家族なんだよ。 ボクねぇ、子供達にもいってるんですよ。“健康に無関心”なヤツとは結婚するなって。愛情がないよ、こういうヒトって。
また、もとに戻ります。『だけど治療は別』、なぜって医者(医学)の技術を信頼していないから。
お医者さんには、失礼かもしれないけれど、私も技術屋のはしくれ、土や水、環境など相手にしてきたので、これ自然科学の分野っていうんですけれども(医者は人間の体を相手にした技術者と思ってる)。
つくづく、自然の偉大さというのを味わってきましたから。人間の力なんて、ホント限界がありますよ。
科学技術が進歩してるように見えるかもしれないけれど、“自然を征服する”なんて考えは、人間の傲(おご)り以外なんでもない。絶対にあり得ませんよ。
ここ10年、この仕事に関係しているから、病気のこと(健康のこと)やらいろいろ勉強しますでしょ。そしたら、なおさら医者にはかかりたくない、っていう気持ちが強くなってきた。
人間の身体も自然界の一部と考えているんですよ。そうすると、緻密(ちみつ)、繊細、複雑、デリケート・・・「言葉ではいいあらわせない」、神様のおつくりになった傑作?
こんな絶妙なバランスでできあがっている身体にメス入れて、切ったり貼ったり、車の部品じゃないんだから・・・。そんなに上手くいくハズないじゃないじゃろがぁー。おまけに薬物だの放射線だのと、技術屋のはしくれの私から見てもゾーっとしますよ、本当に。と、言うわけで、そう思っちゃうと「医者には絶対
にかかりたくなぁーぃ」ということになる。誤解のないように、お医者さん個人は尊敬してますよ。
ヒトの命を助けようとする崇高な理念をもっている人も多いはずだから。でも、いまの“現代病”にはどうかなぁ? って思うんですよ。西洋医学も東洋医学(あまりよく知らないので悪しからず)もですがね。
あっ、もう紙面がいっぱいになりましたね。健康食品も問題があるんですよ、これがね・・・。どんな健康観(私として)を持つべきか、次回に引き続きたいと思います。
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